呼吸器内科臨床研究

肺癌におけるHB-EGF発現と悪性化及びマイコプラズマ感染との関連性の解析

1.研究の対象

大阪大学医学部附属病院を受診された肺癌の患者さんや対照肺疾患の患者さんの治療や検査目的のために採取された血清や癌組織の残りの検体を用い、解析します。原則、2016年1月18日以降に「肺癌におけるHB-EGF発現と悪性化及びマイコプラズマ感染との関連性の解析」という研究題目に対する同意を頂いている患者さんを対象とします。

2.研究目的・方法

本臨床研究では、細胞増殖因子HB-EGFが肺癌の進行や悪性度にどのように関わるかを解析します。また、癌組織でのマイコプラズマ感染の有無についても解析し、マイコプラズマ感染が肺癌の悪性化因子となりうるかどうかについても検討します。

3.研究に用いる試料・情報の種類

肺癌、対照肺疾患の患者さん、および健常の方からの血液、組織、胸水を使用させていただきます。血液:1回量10mL以下。1回。大阪大学付属病院で病理診断のために作製され保管されている肺癌組織標本。癌性胸水:体外へ排液し不要となった分50mL以下。
この研究は2022年3月31日までを予定しています。

4.外部への試料・情報の提供

共同研究機関へは郵送、電子的配信等で試料・情報の提供を行います。

5.研究組織

大阪大学 微生物病研究所 目加田 英輔

6.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。

ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先

565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2
大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学
主任研究者 滝本 宜之
研究責任者 熊ノ郷 淳
連絡先電話番号:06-6879-3833