呼吸器内科臨床研究

PD-1阻害薬治療を受けた非小細胞肺癌患者におけるサルコペニアの臨床的意義の研究

1.研究の対象

2016年1月1日~2018年9月30日までの期間に、当院で免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブまたはペムブロリズマブ)治療を受けた方。

2.研究目的・方法

非小細胞肺癌患者において、免疫チェックポイント阻害薬は重要な治療薬として確立しましたが、その効果を予測する因子に関する研究は十分とはいえません。サルコペニアとは、筋肉量の量的・質的な喪失と定義されておりますが、筋肉量の低下が宿主の免疫力低下に働くことが知られております。そこで、我々は免疫チェックポイント阻害薬治療とサルコペニアの関係に関して解析を行い、少しでも効果を上げる方法の開発につなげてゆきたいと考えております。

3.研究に用いる試料・情報の種類

本研究に用いる情報は、全て過去に記録されたデータです。具体的には、病歴、抗がん剤治療の治療歴、治療継続期間、副作用等の発生状況、治療期間等です。

4.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。

また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2
大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学
研究責任者 長友 泉
連絡先電話番号:06-6879-3833

研究責任者

大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科学 長友 泉