呼吸器内科臨床研究

当院での重症COVID-19患者の後方視的検討

1.研究の対象

2020年3月1日から2021年3月31日までの間に当院に入院した重症COVID-19の患者。

2.研究目的・方法

新型コロナウイルス肺炎は世界中に蔓延し、重症呼吸不全を呈してしまう患者もいます。重症呼吸不全を呈した患者の中には、比較的短期間の治療で改善する例もありますが、長期的に治療が必要になったり、場合によっては亡くなってしまうこともあります。どのような患者で早期回復するかもしくは治療が難渋するかは未だ不明な点が多く残されています。今回、当院で入院治療を行った重症新型コロナウイルス肺炎患者の検討を行うことで、早期回復やもしくは治療が難渋してしまうリスク要因を明らかにすることを目的としています。

3.研究に用いる試料・情報の種類

当院に入院された重症COVID-19の患者の臨床情報(年齢、性別、胸部画像検査結果、血液検査結果、治療内容など)を調査します。

4.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。

また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先

国立大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学講座 平田 陽彦
大阪府吹田市山田丘2-2
電話番号:06-6879-3833

研究代表者

国立大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学講座 平田 陽彦