大阪大学大学院医学系研究科
呼吸器・免疫内科学
Department of Respiratory Medicine and Clinical Immunology, Graduate School of Medicine, Osaka University
2015年1月1日から2017年12月31日までの間に当院で加療された、気腫合併肺線維症または特発性肺線維症の患者。
2021年12月10日から2023年3月31日まで。
気腫合併肺線維症は慢性かつ進行性の気腫と線維化を伴う原因不明の疾患です。気腫合併肺線維症を持つ患者の方には、一部の呼吸機能検査では異常値が認められないものの呼吸不全が進み、命を落としてしまう方もいます。しかし、呼吸不全に至る機序の十分な研究がなされていないために、その機序については不明な点が多いです。しかし近年、強制オシレーション法という比較的新しい呼吸機能検査を簡便に実施することができるようになりました。本研究では、強制オシレーション法を用いて気腫合併肺線維症の呼吸不全に至る機序を解明することを目的としました。
当院で加療された気腫合併肺線維症または特発性肺線維症の患者の臨床情報(年齢、性別、胸部画像検査結果、生理機能検査結果、血液検査結果、治療内容など)を調査します。情報は基本的にすべて匿名化されて使用されますが、少数の代表的な症例についてはCT画像等が匿名化された上で公開されることがあります。
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
国立大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学講座 平田 陽彦
大阪府吹田市山田丘2-2
電話番号:06-6879-3833
国立大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学講座 平田 陽彦