呼吸器内科臨床研究

胸腺癌に対するレンバチニブ治療の多施設共同後ろ向き観察研究

1.研究の対象

2021年12月から2023年12月末日までに日常診療で胸腺癌に対するレンバチニブの投与が開始された患者さん。

2.研究目的・方法

本研究の目的は、希少癌である胸腺癌に対してレンバチニブが投与された患者さんの臨床情報を収集して、有効性と安全性を検討することです。

3.研究に用いる試料・情報の種類

本研究に用いる情報は、全て過去に記録されたカルテ情報です。具体的には、性別、年齢、組織型 Stage、全身状態、レンバチニブの治療内容(投与期間・投与量・有効性・有害事象)などです。

4.外部への試料・情報の提供

収集した情報は、匿名化し個人情報を含まない形で、他の共同研究施設へ提供されることがあります。これらの情報は研究の目的にのみ使用され、すべての個人データは厳密に管理されます。

5.研究組織

国内の多施設にて実施予定です。参加予定施設は次のとおりです:国立病院機構大阪刀根山医療センター、大阪大学大学院医学系研究科・呼吸器免疫内科学、 大阪国際がんセンター、国立病院機構近畿中央呼吸器センター、兵庫医科大学病院呼吸器内科、彩都友紘会病院。

6.お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方から拒否の申し出があった場合には、研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2
大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科学 白山敬之
連絡先電話番号:06-6879-3833

研究責任者:国立病院機構大阪刀根山医療センター呼吸器腫瘍内科 森雅秀
研究事務局:国立病院機構大阪刀根山医療センター呼吸器腫瘍内科 宮本哲志・森雅秀