教室員

加藤 保宏Kato Yasuhiro M.D., Ph.D.

略歴

2007年 大阪大学医学部医学科卒業
2007年 大阪大学医学部附属病院 臨床研修医
2009年 大阪府立急性期総合医療センター 免疫リウマチ科 医員
2013年 大阪大学医学部附属病院 免疫内科 医員
2014年 大阪大学大学院医学系研究科入学
2018年 大阪大学大学院医学系研究科修了
2018年 NTT西日本大阪病院 アレルギー・リウマチ・膠原病内科 医員
2019年 大阪大学大学院医学系研究科 特任助教

所属学会

日本内科学会、日本リウマチ学会、日本アレルギー学会、日本呼吸器学会、日本免疫学会、日本骨免疫学会

資格等

日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、リウマチ学会専門医・指導医、臨床研修指導医、日本内科学会JMECCインストラクター、日本救急医学会ICLSインストラクター、医学博士(大阪大学)

臨床

SLE、関節リウマチ等の膠原病の診療に従事しております。膠原病の診療ではステロイドを使用する機会が多く、副作用が気になる患者様も多くいらっしゃるかと思います。ステロイドなどの薬剤のメリット・デメリットについて丁寧な説明を心がけ、少しでも患者様が納得できる医療を提供できるよう努めて参ります。また、近年分子標的薬等が膠原病に応用されるようになるなど、医師の知識のup dateも必要とされています。日々更新されていく最新の医療を実践できるよう、研鑽して参りたいと思います。

研究

大学院では免疫難病であるSLEに関する研究を行ってきました。SLEの病態形成に中心的役割を果たしていると考えられるtype I IFNに着目し、血清中に存在する膜小胞がtype I IFNを誘導することを見出し、報告しております。膠原病の治療は分子標的薬の登場で飛躍的に進んだものの、まだまだ不明な点が多く、より副作用が少ない治療法が必要とされています。そのためにより深く病気の病態生理を理解することが重要と考え、研究に取り組んでいます。

業績(論文)

(英文:筆頭著者)

(英文:共著者)

(和文)

受賞歴

2018年7月 第33回自己免疫研究会 優秀演題賞