教室員

前田 悠一Maeda Yuichi M.D., Ph.D.

略歴

2007年 大阪医科大学医学部医学科卒業
2007年 日本生命済生会付属日生病院 臨床研修医
2010年 国立病院機構大阪南医療センター リウマチ科 医師
2012年 大阪大学大学院医学系研究科博士課程入学
2016年 大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了
2016年 大阪府立急性期総合医療センター免疫リウマチ科診療主任
2017年 大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科学 助教

資格等

内科学会認定内科医・総合内科専門医、リウマチ学会専門医・指導医、医学博士(大阪大学)

臨床

関節リウマチ・膠原病を中心に診療しております。日生病院、大阪南医療センター、大阪大学、大阪急性期・総合医療センターでの臨床経験を生かし、的確な診療と丁寧で暖かい医療を提供できるよう心がけています。大阪大学医学部附属病院の免疫内科外来に加え、千里中央駅前クリニックでの出張外来を行っておりました。また、関西多施設合同の関節リウマチのデータベースANSWERコホートに参加し、臨床的な視点から、発表・研究活動を行っています。2022年度より、ドイツへ留学中です。

研究

関節リウマチの発症機序を解明したいという思いから、関節リウマチの環境要因(腸内細菌叢との関連)について研究を行っている。2010年から大阪南医療センターにて佐伯行彦先生等と臨床研究を始めるとともに、2012年から大阪大学大学院医学系研究科・免疫制御学研究室、竹田潔先生の教室にて研究活動を開始。関節リウマチ患者さんの一部に特徴的な腸内細菌叢を持つことを見出すとともに、腸内細菌叢ヒト化マウスを作成し、関節炎の感受性を解析し報告した。2017年からは、腸内細菌の基礎研究を継続するとともに、患者様の臨床検体を用いた研究を行っている。関節リウマチおよび全身性エリテマトーデス、COVID-19罹患患者の腸内細菌叢を評価し、その結果を報告した。2022年4月からは、ドイツのFAU(Friedrich-Alexander-University Erlangen-Nürnberg)のGeorg Schett教授の元に留学する機会を頂き、リウマチ学の研究を継続して行っている。

業績(主な論文)

発表(国際学会)

受賞歴

2015年10月 第43回臨床免疫学会 最優秀ポスター賞
2015年11月 第44回日本免疫学会 ベストプレゼンテーション賞
2016年7月 第31回自己免疫研究会 優秀演題賞
2018年1月 The 8th NIF Winter School on Advanced Immunology Best Presentation Award
2022年4月 上原記念生命科学財団 海外留学助成金

その他