教室員
宮本 敦子Miyamoto Atsuko M.D.
略歴
2014年 |
四天王寺高校卒業 |
2020年 |
大阪大学医学部医学科卒業 |
2020年 |
大阪南医療センター 初期研修医 |
2022年 |
大阪南医療センター リウマチ・膠原病科 内科専攻医 |
2024年 |
大阪大学医学部附属病院 免疫内科 内科専攻医 |
所属学会
日本内科学会、日本リウマチ学会
自己紹介
私は、高校時代より、人を救うことのできるような研究を行いたいという夢を持っていました。大学時代、将来のことを考えていた時に、授業や実習を通じて第三内科の研究の風、「人の輪」にあこがれ、大阪大学免疫内科に入局することを決めました。研究と臨床が密接につながっている免疫内科の分野に非常に憧れました。前勤務地の大阪南医療センターでは、外来、入院患者さんともに多くの自己免疫疾患の患者さんを診察させていただきました。生物学的製剤などの新しい治療の登場により、予後が明らかに改善してきていることを身をもって感じることができました。一方、現在でも治療に難渋し不幸な転帰をとる患者様、薬剤の副作用に苦しみながらも生活されている患者様をたくさんみさせていただき、何とかそのような患者様の生活を少しでも良くできるように、と思いながら診察をしてきました。また、いくつかの臨床研究に携わらせていただきました。大学病院では、さらに病態の難しい患者様が多いと思いますので、一生懸命心から診療に取り組ませていただきたいと思います。また、研究が盛んにおこなわれている大阪大学免疫内科において、難治性の病変の病態解明に迫れるような研究にも携わることができればと考えております。何卒よろしくお願いいたします。
業績(論文)
- Tsujii A, Isoda K, Yoshimura M, Nakabayashi A, Kim DS, Tamada T, Yamamoto K, Ohshima S. Janus kinase inhibitors vs. abatacept about safety and efficacy for patients with rheumatoid arthritis-associated interstitial lung disease: a retrospective nested case-control study. BMC Rheumatol. 2024 Jan 26;8(1):4. doi: 10.1186/s41927-024-00374-x.
業績(学会発表)
- 辻井敦子、礒田健太郎、金東燮、長野広通、佐藤恵、吉村麻衣子、中林晃彦、原田芳徳、大島至郎、間質性肺炎合併関節リウマチに対するアバタセプトとJAK阻害薬の 有効性・安全性の比較性の比較、第66回日本リウマチ学会総会・学術集会(2022/4/27)
- 辻井敦子、中林晃彦、金東燮、玉田達也、山本久留実、吉村麻衣子、礒田健太郎,大島至郎、治療抵抗性の血球減少症に対してベリムマブが奏功した全身性エリテマトーデスの3症例、第67回日本リウマチ学会総会・学術集会(2023/4/25)
- 辻井敦子、中林晃彦、シリポンヴティコーンヤナカウィー、西垣内陽、吉村麻衣子、高松漂太、大島 至郎、呼吸障害をきたした歯突起後方偽腫瘍阻害薬に対して手術を回避し内服加療のみで改善した1症例、第32回日本リウマチ学会近畿支部学術集会 (2023/8/25)
- Atsuko Tsujii, Yoshihiko Hoshida, Siriponvtikorn Yanakawee, Akira Nishigaichi, Kurumi Yamamoto, Maiko Yoshimura, Akihiko Nakabayashi, Hyota Takamatsu, Shiro Ohshima, Parsing pathology of rheumatoid vasculitis via single-cell spatial transcriptome analysis. 第77回国立病院総合医学会(2023/10/20)(若手医師フォーラム最優秀賞)
- Atsuko Tsujii, Kazuko Sakai, Shiro Ohshima, et al. Parsing Pathophysiology of Rheumatoid Arthritis-associated Lymphoproliferative Disorders via Whole RNA Transcriptome Analysis: Multi-center Study in Japan. ACR Convergence 2023 2023/11/12
- Atsuko Tsujii, Yoshihiko Hoshida, Siriponvtikorn Yanakawee, Akira Nishigaichi, Kurumi Yamamoto, Maiko Yoshimura, Akihiko Nakabayashi, Hyota Takamatsu, Shiro Oshima. Single-cell spatial transcriptome analysis reveals pathophysiology of rheumatoid vasculitis. 25th Asia-Pacific League of Associations for Rheumatology Congress (APLAR), 2023/12/10