教室員

長友 泉Izumi Nagatomo M.D., Ph.D.

mail: iznagatomo@imed3.med.osaka-u.ac.jp

略歴

1990年 宮崎西高等学校卒業
1996年 大阪大学医学部医学科卒業
1996年 大阪大学医学部附属病院研修医
1997年 大阪府済生会富田林病院内科
1999年 東大阪市立総合病院呼吸器内科
2000年 大阪府立成人病センター呼吸器内科
2002年 大阪大学大学院医学系研究科医学専攻博士課程
2006年 大阪府済生会富田林病院
2007年 米国ペンシルバニア大学医学部病理学博士研究員
2009年 大阪大学医学部附属病院呼吸器内科医員
2010年 大阪大学医学部附属病院オンコロジーセンター特任助教
2013年 大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫内科学助教

所属学会

日本内科学会、日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本肺癌学会、日本癌学会、日本臨床腫瘍学会、IASLC

臨床

1996年に医師免許取得後、一般内科診療3年間の後に、呼吸器内科診療に3年間従事。特に、大阪府立成人病センター(現・大阪国際がんセンター)では、多くの肺癌患者さんの診療に携わり、肺癌の診療と研究をライフワークとすることを決意しました。留学から帰国後は、大阪大学呼吸器内科において、肺癌を中心に広く呼吸器内科診療に取り組んでいます。

研究

大学院とアメリカ留学時代には、培養細胞を使用した基礎研究に従事し、特にEGFR遺伝子変異を有する癌細胞の挙動をテーマとしていました。分子標的治療薬の進歩により治療成績は大きく改善していますが、獲得耐性など克服するべき課題はまだ多く残っています。また、未知の癌関連遺伝子の探索にも間断なく取り組んでいく必要があります。大阪大学の基礎研究部門や関連医療機関と連携しながら、新しい知見を得られるように、そして、その結果が将来のより良い医療に結びつくように、日々の努力を続けて参ります。

主要論文

受賞歴

第9回リバネス研究費MBL賞