呼吸器・免疫内科学

大橋　倫子Ohashi Michiko

略歴

（2020年4-9月　大阪赤十字病院　リウマチ・膠原病内科　内科専攻医）

所属学会

日本内科学会、日本リウマチ学会、日本アレルギー学会

臨床/研究

アトピーや喘息などのアレルギー疾患を抱える患者さんの治療現場を見て、何か助けになることはできないか、免疫の仕組みに興味を持ったことから医師を志しました。大学で医学を本格的に学び、また研修医として研鑽する中で、各科で臓器別に治療されていることが多い免疫・アレルギー領域の疾患について、身体で起こっている現象を包括的に捉えて診療できるような医師になりたいと考え、免疫内科医の道を選びました。免疫疾患は幅広い年代の患者さんと、急性期から慢性期の治療まで長く関わらせていただけるので、一人一人の患者さんに寄り添い、患者さんのために自分ができることは何か、を常に考えながら診療させていただいています。また、免疫異常をきたすメカニズムについては解明されていない点が未だ多く、その治療発展のためにも研究が重要であると考えています。初心を忘れず、少しでも多くの患者さんのお力になれるよう臨床・研究に全力で取り組んで参ります。

業績（学会発表）

• 大橋倫子、島上洋、岡本雅志、藤坂友美、平山健寛、山口勇太、妻鹿旭、猪飼浩樹、中林晃彦、片田圭宣、金万和志　早期の免疫グロブリン大量療法(IVIg)が神経症状に著効した好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の1例　第62回日本リウマチ学会総会・学術集会　2018年
• 大橋倫子、中林晃彦、審良太郎 、島上洋、岡本雅志、平山健寛、妻鹿旭、松浦良信、片田圭宣　急速な腎機能低下をきたしたサルコイドーシスの一例　第63回日本リウマチ学会総会・学術集会　2019年
• 大橋倫子、井村嘉孝、中島俊樹、高橋令子　3重複癌を認めた顕微鏡的多発血管炎の1例　第64回日本リウマチ学会総会・学術集会　2020年
• 大橋倫子、村上功、片山昌紀　ゴリムマブ投与中の関節リウマチ患者に生じた薬剤誘発性ループスの1例　第65回日本リウマチ学会総会・学術集会　2021年
• 大橋倫子、村上功、片山昌紀　TMA病態を呈した乾癬性関節炎の1例　第65回日本リウマチ学会総会・学術集会　2021年
• 大橋倫子、高橋令子、大北莉奈、船曳正英、中島俊樹、井村嘉孝　難治性の自己免疫病態に乳癌の関与が示唆される一例　第49回日本臨床免疫学会総会　2021年