教室員

高田 創Takata So M.D.

略歴

2012年3月 大阪大学医学部医学科 卒業
2012年4月 市立豊中病院医員 初期研修医
2014年4月 大阪警察病院医院 後期研修医
2016年4月 大阪はびきの医療センター 呼吸器内科・腫瘍内科・医員
2018年4月 大阪大学医学部附属病院 呼吸器内科・医員
2019年4月 大阪大学大学院医学系研究科 博士課程・ゲノム生物学講座がんゲノム情報学専攻
2023年4月 大阪大学医学部附属病院 オンコロジーセンター・特任助教
2023年4月 大阪大学大学院・医学系研究科 呼吸器免疫内科学・特任助教
  大阪はびきの医療センター 出向

所属学会

日本内科学会、日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会、臨床腫瘍学会、日本肺癌学会、日本バイオインフォマティクス学会

資格

2018年 呼吸器内科専門医
2019年 実用英語技能検定 準1級
2020年 バイオインフォマティクス技術者認定資格
2020年 がん治療認定医
2022年 呼吸器内視鏡専門医
2022年 総合内科専門医
2023年 IELTS CEFR B2
2023年 博士(医学)

臨床

市立豊中病院で初期研修を修了し、大阪警察病院で呼吸器内科(後期研修医)として従事しました。

重症度の高い患者様の多い病院で、呼吸器内科全般の診療を行いながら重症患者のICU管理にも携わらせて頂きました。

担当患者が急変しても初期対応できる基礎面を大阪警察病院で学ばせて頂いたのちに、呼吸器専門病院である大阪はびきの医療センターに従事しました。

2年間のうち、1年は良性疾患である呼吸器内科で呼吸器専門病院ならではの重度の間質性肺疾患や慢性閉塞性肺疾患や希少疾患の診療に当たり、もう1年は肺腫瘍内科にて呼吸器内視鏡によるクライオ生検や局所麻酔下胸腔鏡、ステント挿入など専門的な技術をご指導いただきめまぐるしく治療が変わっていく肺癌を含む悪性疾患の専門的な診療に従事しました。

これまでの知識を少しでも患者様に還元し、また日々知識の向上にむけて研鑚を積みます。

研究

希少がんを対象としたゲノム解析研究を行っています。

呼吸器外科や病理科の先生方の多大なるご協力とご指導のもと、主に胸腺腫瘍の研究に従事しています。

がんの病態解明に取り組むにあたり、腫瘍の多層的オミックス解析といったDry解析による目に見えない分子遺伝学的アプローチに加えて、実物を目で見て確認する臨床病理学の重要性を感じながら、日々研究に取り組んでいます。

治療方法の少ない希少がんの病態解明を行い臨床還元につながるような研究となるよう心がけます。

また日本が得意とする呼吸器内視鏡技術とがんゲノム医療の組み合わせにも興味を持って取り組んでいます。

主要論文 (英文)

主要論文 (和文)

受賞歴

2024年 日本呼吸器内視鏡学会 奨励賞

研究費

2019年 内視鏡医学研究振興財団, 研究助成 (代表:三宅浩太郎先生, 担当:髙田創)
2021年 次世代挑戦的研究者育成プロジェクト (JST SPRING)
2023年 大阪難病研究財団
2023年 科学研究費 研究活動スタート支援「胸腺がんに特徴的なゲノム・エピゲノム異常に基づく病態解明」
2023年 科学研究費 若手研究「自己免疫疾患を呈する胸腺腫症例の血清検体を用いた特徴的なたんぱく質の検証」