教室員

武田 吉人Takeda Yoshito M.D., Ph.D.

mail: yoshito@imed3.med.osaka-u.ac.jp

略歴

1994年 広島大学医学部医学科 卒業
1994年 大阪大学医学部付属病院 研修医(第3内科入局)
1995年 大阪第二警察病院 内科
1997年 独立法人刀根山病院 呼吸器内科 
1998年 大阪府立羽曳野病院 呼吸器内科 
1999年 大阪大学大学院医学系研究科 博士課程入学
2003年 大阪大学大学院医学系研究科 卒業
2003年 独立法人刀根山病院 呼吸器内科 医員
2004年 米国ハーバード大学医学部 ダナ・ファーバー癌研究所博士研究員
2006年 大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科 医員
2007年 大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科 助教
2014年 大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科 学部講師
2018年 大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科 講師
2019年 大阪大学大学医学部附属病院 呼吸器センター 副センター長
2020年 大阪大学大学医学部附属病院 病院教授
2020年 大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科 准教授

臨床・研究・教育

大学病院における責務である臨床・研究・教育の三本柱を全うしながら、日々診療や研究に邁進しております。なかでも、大学病院においては、独自の新しいエビデンスを発信していくことが重要な責務と考えます。病に苦しむ人の救いになることを信じ、大阪大学の素晴らしい環境や多くのアドバンテージを活用することで、オリジナルの成果を発信することを心がけてきました。

肺は生命維持に必須の臓器であり、肺線維症含めて難病も多く、肺癌・COPD・肺炎・結核は常に死亡原因の上位にランクし、年々死亡者も増加傾向にあります。一方で、呼吸器内科医は、ニーズが極めて高いものの、全国的に呼吸器内科医不足が懸念されています。このような疾患の多様性やニーズの多さだけでなく、呼吸器疾患には解明されていない問題も山積し、やりがいのある領域です。大阪大学とその関連病院は、臨床と研究の環境が整備され、やる気さえあれば分野や大学の垣根を越えてどんなことにでも挑戦できる世界トップクラスの環境です。多くの若い先生方が、私たち呼吸器・免疫内科の仲間になってくれることを希望しています。

主要論文

受賞歴

2015年 日本呼吸器学会学会賞(熊谷賞)「炎症性呼吸器疾患の病態解明と新規治療法開発を目指したマウスモデル作成」
2015年 真鍋学術奨励賞 「エクソソームによる呼吸器疾患のバイオマーカー探索」
2014年 呼吸器学会総会International Session Award
2013年 大阪から肺癌をなくす会 研究奨励賞
2013年 日本老年医学会 最優秀演題賞
2013年 抗加齢研究奨励賞 「様々な老化表現型を示す新規老化マウスモデルの開発」
2011年 AstraZeneva VRI Research Award
2011年 アレルギー協会 アボットジャパン・アレルギー学術奨励賞
2010年 Pneumo Forum賞
2009年 Pneumo Forum賞 特別賞
2008年 Pneumo Forum賞

特許

報道